1999年発売開始以来のロングタイムベストセラー。
厚み55mmのホワイトオーク材の天板にしっかりと太い脚。これ以上ないくらいのシンプルな形に、今ではすっかりTRUCKの代名詞となった節、割れ、そしてあえて残した荒木や目違い（隣り合う板の接合部分の段差）を素材の持つ力強さや個性を表現する要素として取り入れています。一枚の天板を作る時にまるでキャンバスに向かうように、節や割れをどの部分に入れるか、隣り合う材木の木目や色合い、バランスはどうか、などを時間をかけて吟味しています。
また、木は木目や節や色調などひとつひとつ異なります。そのため出来上がった家具の表情も様々です。節や割れ、荒木の部分を残すことで、さらに味のあるものになりました。

仕上げはナチュラルなオイルフィニッシュ。TRUCKの家具は木の素材感を大切にするため、一般的なウレタン塗装などのコーティングをせず自然な状態に仕上げているので、手に触れたり、日に焼けたり、使えば使うほど色も濃くなり艶が出ていい味に育っていきます。

「家具屋として日常的にテーブルをいくつもを作っているけど、このテーブルは使う人にとってはずっと生活を共にする大事な一台。」この気持ちをいつも胸に向かい合っています。
写真のW2500特注サイズのテーブルは、1999年から黄瀬家のメインテーブルとして長年使ってすでにいい味が出ているものです。

ホワイトオーク無垢材