TRUCK

TRUCK

TRUCK

11:00AM - 7:00PM
定休日 : 毎週火曜日・水曜日
535-0022 大阪市旭区新森 6-8-48
TEL 06 6958 7055 / FAX 06 6958 7056

Bird

11:00AM - 7:00PM
ラストオーダー
 - FOOD 6:00PM / DRINK 6:30PM
定休日 : 毎週火曜日・水曜日
535-0022 大阪市鶴見区緑4-1-16
TEL / FAX 06 6958 1616

About TRUCK

TRUCKは1997年、黄瀬徳彦と唐津裕美がはじめた家具屋。流行に流されず、自分たちが欲しいと思う家具。木、革、鉄など、それぞれの素材感を大切に、奇をてらわず、長く使える家具を作っている。
家具だけでなく、そこにある空気感も大切にしたいから卸はせず、自分たちの目の届く範囲で販売。お店に来られない人にも、その空気感を伝えるためにカタログ「TRUCK WORKS」を、ふだん生活している自宅やショップで身の回りにあるものを使い、スタイリングから撮影までぜんぶ自分たちで制作。
大阪の自分たちの場所。ここで作って、ここで売るスタイルを、ずっと続けている。

黄瀬徳彦

大阪生まれ。高校卒業後、長野県松本技術専門校木工科で家具作りを学ぶ。
その後、大阪で椅子を作る木工所で働く。
1991年 秋、23歳で独立。1人で工場を持ち、オリジナル家具を作り始める。

唐津裕美

大阪生まれ。大阪芸術大学工芸学科テキスタイルデザイン専攻。卒業後デザイン企画の会社で働く。
1992年 12月、25歳でフリーのイラストレーターとして活動。

1996年 5月 黄瀬と唐津が2人で大阪市中央区玉造の古いビルを解体、改造し、店と工場、自宅作りを開始。
1997年 1月 『TRUCK』オープン
1999年 10月 『AREA2』オープン
2003年 7月 『アトリエ シロクマ舎』設立
TRUCKのソファを作るときにでる革の切れ端を使い、手縫いで革小物を製作。
2009年 12月 大阪市旭区に建物、大きな樹々やレンガの塀などすべて一から考えた場所を作り、
TRUCK、AREA2、工場、シロクマ舎、自宅を大移動。
さらに敷地内にカフェ『Bird』も新しくオープン。

2009年12月、大阪市旭区に新しい場所を作り、約13年間営業してきた大阪市中央区玉造から大移動。
TRUCK、AREA2のショップ、工場、シロクマ舎のアトリエ、さらにTRUCKをはじめた頃からずっと思い描いていた、お客さんにゆっくりとくつろいでもらえるカフェBirdがひとつに集まった、緑がいっぱいの気持ちいい空間。大きな木にかこまれながら過ごしたいという思いで作ったこの場所は、土地が決まってからオープンまで2年半かかってプラン、工事を進め、建物や大きな木々、レンガの塀、すべて一から手がける。

TRUCKの家具は、注文を受けてからショップの敷地内にある工場で、ひとつひとつ制作する。実用的な道具として毎日ちゃんと使える普通の家具。素材感を生かした飽きのこないシンプルなデザイン。家具はもちろん、張り地に使う革やファブリックなどの素材もTRUCKオリジナル。商品は試作を重ね、さらに実際の生活のなかで使ってみて納得がいくものを形にしていく。汚れやキズもあまり気にせず愛着をもってどんどん使ったほうがTRUCKの家具はいい味が出る。手に触れたり、日に焼けたり、使えば使うほど家具も一緒に歳をとり、その人の使い方によってそれぞれ風合いも増す。そんな道具として長く使える家具を作っている。じっくり使い込んでいい味に育てていってもらいたいと思う。

今ではすっかりTRUCKの代名詞となった節や割れ、荒木の部分をあえてそのまま残した作りの家具。
TRUCKをオープンした頃に作っていた家具は、それらの部分を木材の欠点として取り除いていた。しかし見方を変えるとこれこそが木の持つ力強さに思え、逆に魅力的にさえ感じた。今でこそ節や割れを使った家具が増えてきたが、当時日本ではキレイな材木を使った家具が一般的だったので材木屋にもそういった木材がなく、探し回ってやっとの事でアメリカにホワイトオーク材を見つけることができた。
そうして、まずはホワイトオーク材でテーブルを作ってみた。いかに節や割れ、荒木の部分をカッコ良く入れて行くか、という今までとは全く逆の作業。出来上がりは、ほかの素材とはまた違った存在感のある無垢材らしい力強さを感じるものだった。また、木は木目や節や色調などひとつひとつ異なり、出来上がった家具の表情も様々。節や割れ、荒木の部分を残すことでさらに味のあるものになった。
このような表情の家具、当時はかなりの挑戦だったが1998年に販売を始めて以来、おかげさまでTRUCKらしいと大好評に。さらにナラ材でも節や割れをいかして作ってみることに。
こうして今までなかったこの節や割れ、荒木の部分を生かしたやり方はTRUCKの定番となった。